対人恐怖症が治るとはどういう状態?治った人に共通する言葉

太陽と人

あたたにとって「対人恐怖症が治った」とはどういう状態でしょうか?
ほとんどの対人恐怖症の人は
「どんな時も平常心でいられるようになりたい」
「何をするにも不安や恐怖心が無くなる」
「内気な性格を変えたい」
と思っている人が多いようです。

つまり上記のような状態になれない場合、対人恐怖症が治ったと思わないのです。
しかし、常に平常心で何事にも不安や恐怖を感じない人がどれほどいるでしょうか?

実際にはほとんどの人が何かしら不安を感じながら生活しているのではないでしょうか。
本人が症状をどれだけ受け入れられるかが対人恐怖症を治す上で重要です。

対人恐怖症にとらわれていませんか?

ある論文によると、対人恐怖症が「完治した」あるいは「改善した」と答えた人の多くが、
「症状は完全に無くなっていないが他の事に関心が移った・将来の事を考えるようになった」と答えているそうです。
対人恐怖症の人は「この症状のせいであれが出来ない、これが出来ない」と将来に対して悲観的になっている人が多いですが、症状以外の事に関心が移ると将来の事を積極的に考えられるようになります。

「症状以外の事に関心が移る」とはどういうことかと言うと
「仕事が忙しくて、気がついたら症状が気にならなくなっていた」
「必死に受験勉強をしていたら、いつの間にか症状が気にならなくなっていた」
というような状態だと思われます。

つまり、関心が自分の内側では無く外側に向くことで症状が気にならなくなるんです。
「症状を治そうと努力することで逆に症状にとらわれる」という悪循環を断ち切る事が対人恐怖症を改善する第一歩かも知れません。

「開き直る」がキーワード

対人恐怖症になる4つの原因 でも書いたように、対人恐怖症の人は完璧主義者が多いようです。
完璧な自分になろうと無理をしたり、努力をし過ぎてしまいます。
しかし思い描いた完璧な自分にはなれず、自信を無くし自分を過小評価するようになります。

また、他人に「焦っている姿やオドオドしている姿を見られたくない」という思いが強いのも特徴です。
これを改善するには自分の全てをコントロールしようとする傾向を減らすのがポイントです。
誰にでも短所はあります。
チョットぐらいダメな所があってもいいという気持ちを持ちましょう。

それから、対人恐怖症を克服した人の意見で多いのが「開き直る」という言葉です。
• 開き直って図々しくなった
• 正しいかどうかわからなくても自分の意見が言えるようになった
など

人の目や意見を気にせず自分の思ったことを言ったり行動することを心掛けていれば、いつの間にか対人恐怖症が気にならなくなっているかも知れません。
もちろんあまりにも人の事を気にしなければ「わがまま」と思われてしまいますが、
対人恐怖症が悪化してパニック障害うつ病になってしまったら周りの人に迷惑や心配をかけることになってしまいます。
それに比べれば「わがまま」と思われるくらいは何でも無い事ではないでしょうか。

ゴールを再設定してみよう

対人恐怖症の人は治療の前は「症状が治れば自由気ままに人生が送れる」という期待を持っている人が多いようですが、治療が進むに連れて「治るとは期待通りになる事ではなく、期待を持つ自分自身の心境の変化」だと気づくようです。

「対人恐怖症が治った自分」や「治った後の生活」に理想を追い求め過ぎていた為、「今の自分」や「今の生活」とのギャップに苦しみ症状にとらわれているのかも知れません。
つまり、「対人恐怖症が治った」とは症状が無くなることが「治る」では無く、症状が気にならなくなるのが「治る」とも言えます。

最終的なゴールは「症状が無くなること」ですが、とりあえずのゴールとして「症状は多少気になるけど日常生活を送るには支障が無い」に変えてみるというのはどうでしょうか。


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