5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)とは

5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)はセロトニンになる前の物質でL-トリプトファンから作られるアミノ酸の一種です。
主に西アフリカ原産のGriffonia simplicifoliaという植物の種から抽出したものがサプリメントとして使用されています。
日本国内では医薬品に区分されています。
またバナナ、トマト、プラム、アボカド、ナス、パイナップル、クルミなどのナッツ類などの食品にも少しだけ含まれています。

L-トリプトファンと5-HTPの違い

L-トリプトファンはL-トリプトファンとはで書いたように脳に行く時には他のアミノ酸と同じトランスポーターと呼ばれるもので運ばれますが、5-HTPの場合は専用のトランスポーターによって運ばれます。
トランスポーターの順番待ちをする必要がないので、摂取してから作用するまで早いです。

また、トリプトファンは摂取した量の1~3%がセロトニンに変わりますが、
5-HTPのセロトニンへの変換率は70%と言われています。

摂取量の目安

トリプトファンに比べてセロトニンに変換されやすいので、
トリプトファンを主成分にしたサプリメントよりも少量で十分な効果があるようです。

・不安やパニックなど・・・1日3回 1回50~100mg
・慢性的な痛み・・・1日に200~400mg
・気持ちの落ち込み・・・1日3回 1回100mg
・繊維筋痛症・・・1日3回 1回100mg
・不眠・・・就寝30分前に100mg
・偏頭痛の予防・・・1日3回 1回100mg
・体重減少・・・1日3回 1回100mg(空腹時に摂取)

引用元 : 5-HTP (イングリディエンツ・ラボ 第6回)

また、5-HTPは他のアミノ酸やタンパク質と同時に摂ると吸収されにくいので、食後ではなく食間などの空腹時に摂りましょう。

ダイエットにも効果がある?

5-HTPの効果の一つにストレスによって食べ過ぎてしまう「過食」を抑える効果があるという研究があります。
ただし、実際に5-HTPのサプリメントを飲んでいる人の感想を見ると、食欲が減ったという人もいれば変わらないという人もいるようです。

5-HTPの副作用

一日100mgを超える量を摂取した場合は

  • 胸やけ
  • 胃痛
  • 吐き気
  • 下痢
  • 眠気
  • 頭痛

などを引き起こす可能性があるようです。
また、長期間に渡って服用した場合は胃腸や肝臓に障害を起こす可能性があると言われています。

しかし一番注意するべきなのはセロトニン症候群です。
5-HTPはセロトニンへ変換されやすいのでセロトニンが過剰になってしまう可能性が高いです。
その為、服用する際は摂取量に注意が必要です。

セロトニン症候群とは
抗うつ薬(特に SSRI と呼ばれる選択的セロトニン再取り込み阻害
薬)などのセロトニン系の薬物を服用中に出現する副作用で、
精神症状(不安、混乱する、いらいらする、興奮する、動き回るなど)、
錐体外路症状(手足が勝手に動く、震える、体が固くなるなど)、
自律神経症状(汗をかく、発熱、下痢、脈が速くなるなど)が見られることがあります。

引用元 : 厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル

5-HTPが含まれるサプリメント

個人輸入代行のショップですが、普通の通販と同じような感覚で購入することが出来ます。
海外製のサプリメントに不安を感じる方もいると思いますが、アメリカやヨーロッパはサプリメント先進国で日本よりも厳しく品質をチェックしています。

5-HTP50mg
2,160円(2016年3月16日時点)1日当たり約36~ 144円
60粒 1日最大4回、1錠ずつ
5-ヒドロキシトリプトファン 50mg

Natrol(ナトロール)社はアメリカで1980年に設立された会社で、アメリカでは大手ドラッグストアではどこにでも置いてあるほどの人気のブランドです。
GMPと言う適性製造基準で「Aランク」を取得するなど、品質には定評のある会社です。


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